中医学の陰陽五行論に基づいて「水」のタイプの方に向けに作られたオイルです。
身体に塗ってマッサージしていると、皮下にどんどん浸透していきます。
五行の「水」のタイプの方は、結果にはこだわらず、恐れずに行動し、広く気が回るものの、常に緊張状態にある方が多いです。
「水」をつかさどる臓器は「腎」と「膀胱」です。この二つは経絡でつながっており相互に影響しあっています。生命力のもとになり、体内での水液の貯留・分布・排泄を調節する働きもあります。
「水」タイプの特徴は、腎の「気・エネルギー」が不足すると、水の代謝、排尿の力、受精能力、性機能が低下します。身体の水分のバランス・代謝の力が弱り、老廃物が身体に溜まる傾向があります。熱が体内にこもり、腰から下がむくみやすく、足は冷たいものの、頭は熱を持って火照ったり、頭痛がするなどの症状も見られます。
肌は非常に乾燥しシミ・しわが多くなる傾向の方も多いです。
腎の気は年を取るにつれて衰え、耳が遠くなったり、耳鳴りが発症する傾向があります。更年期障害のときは腎の陰が衰えます。これにより、熱や燥という典型的な徴候が出て、ほてりや、夜中の寝汗を経験します。肌や粘膜は乾燥してしまいます。
腎は、骨の発育に関係し、身体の源となる骨髄に栄養を与えます。腎の「気・エネルギー」が不足すると、貧血や免疫不全、健忘症、思考能力の低下、背部痛などの症状が起こります。髪の毛が細くなったり、シミ、シワが表れるのも、「水」のバランスが整っていない場合です。
腎の陽が弱ると、手足が冷えて、背中や胃が冷え、精力も減退し、頻尿や失禁に見舞われることがあります。
腎は身体の腰から下の部分を支配するため、脚を温めエネルギーを保護することが非常に大切です。塩にエッセンシャルオイルを加えた足浴を行い、身体を温めることをお勧めします。
このマッサージオイルには、水分の供給のバランスを整え、身体の中の不要な熱を冷ましながら、心にも身体にも新しいエネルギーがみなぎるようにサポートする精油やジェムストーンが入っています。
註）人間の心も身体もお肌も常に変わります。今日は木のタイプと思っていても、次の日は火のタイプになることもあります。自分の好きな香り、色、形状などから、これが好きだ、これが自分に合っている、と思ったものがその人に一番ふさわしく、今必要とされているオイルです。
